2019年11月04日
クエが釣れた!
11月3日
今回はクエ釣りの予定なんか全然していませんでした。
前日にラグビーW杯の決勝戦を見ながらビールがぶ飲みしていました。
でも朝起きてみると黒さんやスーさんがクエを簡単に釣っていたんです。
その報告を受けてつい興奮して朝から準備開始です。
餌は冷凍庫にあるんです。 どっさり。
連休の中日なので釣り人も多いだろうと早めに釣り場到着しました。
しかし釣り人が一人もいません。 暗くなっても・・・
風もなくて暖かくてなぜか蚊も一匹もいません。
こんな快適な環境なのになぜ?と一応天気予報を見てみると
ガラケーなので最近は天気予報も見れなくなっていました。(いよいよスマホにしないといけませんね)
不安なのでマサさんとじゃじおさんに天気を聞いてみると
夜中から雨。しかも風が強まる見込みとのこと。 それで釣り人がいないの?
おっとり刀で天気予報も見ずに来てしまって後悔です。
まあ、寒さ対策にテントも張っているし雨が降れば避難すれば良いのです。
夕まず目は異常なし。 アタリもなし。
その後も何にもなし。 天気は良し。
あとは釣れるのを待つだけ。
22時頃でしょうか、潮も動いて良い感じになって来ました。
これはいい感じなと思っていると いきなり風が ビョ~と吹いてきました。
あれっ? 天気予報当たったなと思う間もなく雨がザーと降り出しました。
こりゃいかんと仕掛けを上げる間もないぐらいの大雨でした。
とりあえずドラグをフリーにしてテントに避難しました。
風もかなりの強さですが山岳用のテントなので快適です。
もういいや、寝ちゃおうと割と余裕でした。
先日スジアラやらアカハタやらヒラマサをたっぷり食べているので
クエなんてどうってことないんです。 釣れなくたって良いんです。
と、この余裕が良かったんだと思います。
4時頃にのそのそ起きだしてみると雨は上がっていますが
相変わらずの強風。
とりあえず仕掛けだけは投げ込んでおこうと強風の中頑張りました。
仕掛けを投げ込んでからも
良いんだよ、別に釣れなくたって。
潮風にあたって波の音を聞くだけで癒されるじゃないか。
と余裕をかましていると、ケミホタルが ブルブルン と怪しい動き。
怪しい、怪しすぎると竿に近づくと竿尻が ドッカーン と跳ね上がりました

クエ来たでや! と必死なって竿ををつかんでアワセを入れて
とにかくごり巻きです。 逃がすものかと必死に巻くもののかなりの重量感です。
何とか寄せてくると割と小さいです。 見た目50㎝位かな?
小さいと思うとあまり焦りもせずにぞんざいにタモ入れをしていました。
(嘘です、本当はめっちゃ必死のパッチです(*_*; )
しかし強風でタモが全然コントロール出来ません。
面倒だな、このままリリースするかと思いましたが (絶対に嘘です)
まあ一応大物が来た時の練習と思って頑張りました。
タモにようやく入れて取り込んでみると意外に デカイ
たぶん、この意外にデカイ!という驚きが間違いの元でしょうね。
デカメジャーで計ってみると70㎝オーバー!
いろんな人に「70㎝オーバーのクエ釣れました」メール。
まてよ、俺は興奮するとよく数字を間違えるから慎重に計ろう。
ともう一度しっかり計ると73㎝! デカイじゃんと思ったんです。
家に帰って重量を計ると4.4㎏。
すぐに料理を初めて73㎝4.4㎏? なんか軽くないか?
と思って写真を見たんです。 これがその写真。
パッと見70㎝オーバーに見えますよね?
70㎝オーバーを前提にスケールをあてると73㎝に見えますよね?
皆さんに訂正メールを送ったのですが、じゃじおさんなんか慣れているので
「想定内」 と冷たい返信が・・・

でも今回はボウズじゃないから良いんです。
無理にでも釣りに行って良かったです。
テントでたっぷり寝たので疲れていないし。
釣れたお魚はすぐに活〆です。
動脈を切らないように鰓の膜をカットします。
こうすると血圧が下がらずにゆっくり血が出て
毛細血管まで血が抜けるようです。
時間が経ってくるとしっかりと血が抜けてきます。
その後神経抜きをします。
神経抜きをする時も魚が暴れると身割れの原因になるので
柔らかい発泡スチロールなんかを下に敷いて行います。
帰ってからは鱗を削いで下処理をします。
どうも真っ白という訳にはいきません。
もうちょっと真っ白にしたいものです。
あとクエは頭が固いので頭を処理するのがとても大変です。
頭を処理すると疲れがドッと出ます。
お刺身も少し食べてみましたが、脂がのってとても美味しいです。
今年はなかなか釣りに行けませんでしたが、最後に良い釣りが出来ました。