2012年02月18日
晴釣雨読 その1
今日はとても釣りに行けるような天気ではないですねえ。
こんな時は家でゆっくり読書でもするしかないですね。
20代の頃は年間100冊を目標にしていましたが(1回だけ達成しました)
今は年間40~50冊程度だと思います。
テレビは殆ど見ないので時間があれば本を読んでいます。
読んだ本を記憶に留める事が出来たらもの凄く賢く成れたと思います。
読んでるそばから忘れてしまうんです
だから同じ本を2回読んでも楽しめます
ただ、読む本も限られていて殆どが時代小説とお魚の本。
山本周五郎、藤沢周平、津本陽、古川薫や幕末維新関連などです。
そんな中でも開高健さんは僕の中では別格です。人生指南の書です。

開高健さんは軽妙洒脱な語り口調と研ぎ澄まされた精緻を極めた文章
頭脳明晰でまさに博覧強記の人です。
開高健さんの本は手に入る限りかなり持っています。
しかし、まだ全部は読めていません。 読んだのは蔵書の半分ぐらいです。
ちょっぴり文章が難しいですからね。それに気に入ったのは何回も読みますし。
初めて読んだのは中学生の時で『フィッシュ・オン』でした。
その後もサントリーのCMや釣りのドキュメンタリー番組を見て
ますます釣りと開高健さんにハマりました。
初めて開高健さんの本を読む人は『小説家のメニュー』がお薦めです。
簡単に読めますし、今でも比較的手に入りやすいです。
開高健さんが書くとネズミまで美味しそうに思えます。
開高健さんはとにかくなんでも食べます。しかも沢山。
そしてどんなゲテモノでも実に美味しそうに書いてしまいます。
でも「セ キ フェ」だけはちょっと僕には無理です
しかし「ニタリ貝」は見てみたいですねえ。
徳島県にあるらしいですけど、今もあるのかなあ。
先日は憧れのフィッシュ&チップスを作って食べましたが最高でした。
次回はアコウを釣って清蒸(ちんじょん)を作って食べてみたいと思います。
一時期、開高健さんは世界中の戦争やら紛争を
カメラマンの秋元啓一さんと追っかけていたんですね。
その時の壮絶な体験は『ベトナム戦記』に詳しいです。
よく生きて帰れたものです。
釣りにも行けず、仕事や人生に疲れたときには
『風に訊け』を読み返してクスリとしたり、ナルホドと唸ったりします。
“悠々として急げ” “漂えど沈まず” “毒蛇は急がない”は僕の好きな言葉です。
一番好きな言葉は “釣れない人釣り人は哲学者。釣れた釣り人はただのお調子者。”
釣り場ではこの言葉でいつも自分を慰めています
もちろん釣り師としての開高健さんも尊敬しています。
キング・サーモン、ハリバット、イトウ、ターポンなどの大物を釣られています。
「旅は成就した。円は閉じた。 あとはまかせたデ」と
若くして亡くなられたのが非常に残念です。
釣りは芸術である。芸術とは自然にそむきつつ
自然に還る困難を実践することである。 開高健
こんな時は家でゆっくり読書でもするしかないですね。
20代の頃は年間100冊を目標にしていましたが(1回だけ達成しました)
今は年間40~50冊程度だと思います。
テレビは殆ど見ないので時間があれば本を読んでいます。
読んだ本を記憶に留める事が出来たらもの凄く賢く成れたと思います。
読んでるそばから忘れてしまうんです

だから同じ本を2回読んでも楽しめます

ただ、読む本も限られていて殆どが時代小説とお魚の本。
山本周五郎、藤沢周平、津本陽、古川薫や幕末維新関連などです。
そんな中でも開高健さんは僕の中では別格です。人生指南の書です。
開高健さんは軽妙洒脱な語り口調と研ぎ澄まされた精緻を極めた文章
頭脳明晰でまさに博覧強記の人です。
開高健さんの本は手に入る限りかなり持っています。
しかし、まだ全部は読めていません。 読んだのは蔵書の半分ぐらいです。
ちょっぴり文章が難しいですからね。それに気に入ったのは何回も読みますし。
初めて読んだのは中学生の時で『フィッシュ・オン』でした。
その後もサントリーのCMや釣りのドキュメンタリー番組を見て
ますます釣りと開高健さんにハマりました。
初めて開高健さんの本を読む人は『小説家のメニュー』がお薦めです。
簡単に読めますし、今でも比較的手に入りやすいです。
開高健さんが書くとネズミまで美味しそうに思えます。
開高健さんはとにかくなんでも食べます。しかも沢山。
そしてどんなゲテモノでも実に美味しそうに書いてしまいます。
でも「セ キ フェ」だけはちょっと僕には無理です

しかし「ニタリ貝」は見てみたいですねえ。
徳島県にあるらしいですけど、今もあるのかなあ。
先日は憧れのフィッシュ&チップスを作って食べましたが最高でした。
次回はアコウを釣って清蒸(ちんじょん)を作って食べてみたいと思います。
一時期、開高健さんは世界中の戦争やら紛争を
カメラマンの秋元啓一さんと追っかけていたんですね。
その時の壮絶な体験は『ベトナム戦記』に詳しいです。
よく生きて帰れたものです。
釣りにも行けず、仕事や人生に疲れたときには
『風に訊け』を読み返してクスリとしたり、ナルホドと唸ったりします。
“悠々として急げ” “漂えど沈まず” “毒蛇は急がない”は僕の好きな言葉です。
一番好きな言葉は “釣れない人釣り人は哲学者。釣れた釣り人はただのお調子者。”
釣り場ではこの言葉でいつも自分を慰めています

もちろん釣り師としての開高健さんも尊敬しています。
キング・サーモン、ハリバット、イトウ、ターポンなどの大物を釣られています。
「旅は成就した。円は閉じた。 あとはまかせたデ」と
若くして亡くなられたのが非常に残念です。
釣りは芸術である。芸術とは自然にそむきつつ
自然に還る困難を実践することである。 開高健
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