2013年12月05日
進撃の巨河豚!
「駆逐・・・ してやる。 この海から 一匹残らず巨河豚を・・・ 駆逐してやるー!」
と最近流行りの「進撃の巨人」のエレンになりきって
散々投げ釣り師を悩ませるフグを狩りに行くことになりました。
エレンヨシ一人では心もとないので調査兵団のリヴァイ兵長こと
リヴァイ貴さんに同行してもらい壁外調査に行ってきました。
お互い竿は1本でPEの細仕掛けでキス釣りスタイルです。
勝負は1匹長寸。 ただし、27センチ以上!
いつもカレイ釣りの時に大きなカレイを釣りながら
「本命はフグですから」という貴さんの本命で勝負です!
今日という今日は貴さんを「ギャフン」と言わせて小天狗ヨシの復活です

僕の今日の仕掛けはカワハギ針の2本仕掛けです。
この日のために研究に研究を重ねた極秘仕掛けです。
まあ、フグなんか海の中にわんさかいるので簡単に釣れるだろうと
軽い気持ちで夜明けとともに釣り開始です。
5色~6色程度投げてから引き釣りをしながらアタリを待ちます。
しかしアタリはありません・・・。 でも餌は無くなっています。
貴さんも苦戦しているようですが、2投目ぐらいからコツを掴んだ様で
早くもフグを釣り上げています

僕も頑張って投げ返しますが、アタリはようやく分かるようになったものの
針掛りしません。 すっかりフグにも舐められています。
毎度の事ながら見るに見かねた貴さんから
「この仕掛けを使ってみたら?」
と仕掛けをくださいました。
一応僕にもプライドがあるのでしばらくは自分の仕掛けで頑張りますが
一向に釣れる気配がないので、そっと貴さんの仕掛けに交換しました。
仕掛けは何でも良いんです!
要は貴さんよりでかいフグを釣れば勝ちは勝ちなんですから。
仕掛けを貴さん仕掛けにしたら簡単にフグも釣れるようになりました。
ちょっぴり悔しい気もしますが、釣れればイイんです。
フグもいざ狙ってみると意外と難しいものです。
しかし真剣にフグ釣りをしているといろいろと勉強になりますね。
これだけフグのアタリに接していると
キス釣りをしている時なんかも、「おっ、今のはフグのアタリだな?」と分かりそうだし
この仕掛けと釣り方そのままカワハギの投げ釣りに応用出来そうです。
しかもフグにも時合いがある様で時合いになるとアタリも大きくよく釣れます。
時合いを過ぎるとアタリも小さくなってなかなか釣れてくれません。
逆に考えるとこの時合いこそがフグの多い場所ではカレイの時合いですね。
ただ、こんなに真剣にフグ釣りをする投げ釣り師も珍しい様で
周りの人がジロジロと変な目で見てきます。
中には「何が釣れますか?」と聞かれたので「フグ釣りですよ」と言っても信じてくれず
「カレイでしょ? 今年はフグが多いですよね」と言ってきます。 だからフグだってば・・・。
スカリを見てびっくりされます
しかし短時間で随分と釣りましたね~。
まあほとんどが貴さんが釣ったのですが・・・。
今回は残念ながらビッグサイズは出ませんでしたが、数は十分な気がします。
貴さんも僕も規定の27センチオーバーが釣れなかったので
今回の勝負は引き分け!
数では圧倒的に負けてますがルール上引き分けです。
(僕も10匹ぐらいは釣りましたよ)
たかがフグ釣りなのにどうしてこんなに差が出るのでしょうか?
フグの喰い気立っている時合いには僕にも釣れますが
時合いが過ぎた時のフグの喰い気が無くなったとたん釣れません。
そんな時でも貴さんはあれやこれや色々と試されて
コンスタントに釣り上げています。 その辺りの差なんでしょうねぇ。
やっぱり う、う、う~ 海! じゃなかった。
う、う、う~ 道具!かな?

そんな事より早くフグ達の移送作戦を開始せねば
クーラーいっぱいのフグです

クーラーの中にブクブクを装着して、いざ徳之介へ!
泳いでいる姿を見るとなんだかつぶらな瞳で可愛らしいですね。
思わず1匹1匹に名前を付けたくなりました。
でっ、その日の夜は会社の忘年会だったので
早速天ぷらでいただきました


美味しかったですね~。
福岡の海のフグはかなりの量を駆逐したので
今後はカレイが釣りやすくなるハズです。
だから今後福岡の海で投げ釣りで釣れたカレイの所有権を主張します。
カレイを釣った人は必ず半身いただきます
