2017年08月27日
クエの投げ釣り
クエ56㎝
また釣れちゃいました(・・;)
今回は一人でクエチャレンジです。
先日作った撒き餌爆弾を試してみるつもりです。
投げ釣りでのクエ仕掛けはタマミ狙いの仕掛けと一緒です。
タマミ仕掛けはこちらです→ http://yoshif2.naturum.ne.jp/c20139602.html
根掛かりが多い所ではタマンスペシャルの方が良いかもしれませんが
向こうアワセでの針掛かりを考えると曳き縄針の方が断然良いです。
今回釣れたクエはタマンスペシャルでしたが、針が外れる寸前でした。
16時過ぎに釣り場に到着して、暑い中ゆっくりと仕掛けを準備して
夕マズメを待ちます。 夕マズメを待って撒き餌爆弾を投下です。
狙いを定めて思いっきり投げますが・・・飛ばん
まず、撒き餌爆弾は滑る。しかも重い。
ここぞと思うポイントの半分も飛んでいませんでした。
まあいいや、手前に寄せて釣ろう(・・;)
日が暮れて来て良い感じになって来たなという時間帯になると
空が夕闇とは違う暗さになって来ました。
まさに暗雲が立ち込めて来てビヨーと風が吹き付けて
遠雷とともに雨が降り出しました(*_*)
時より吹く突風と雨に耐えながら、
「これは何の修行だろうなあ」 と悲しくなりました
雨風は良いとしても稲光
は恐いですからね。
雨風に耐えながらも頑張っているものの
撒き餌爆弾の効果かエサ取りが多く、針がすぐ素針になります。
あとウミヘビが明らかに多い気がします。 しかもヘビー級サイズ。
そんな中、ついに一発目のアタリが来ました!
いつもアタリはいきなりで チャッリーン と言う音とともに
竿先と竿尻の高さの位置が逆になっています
こういう時ほど落ち着いて、竿に飛びつき、糸ふけを取ってしっかりアワセる。
分かっちゃいるけど、興奮MAXだから明らかにドタバタして即アワセ。
乗った! と思った瞬間、ナイロン30号の瀬ズレラインがぶち切れました(*_*)
魚がデカイとかではなくて、ラインが根に絡んでいたのだと思います。
ついに時合到来か!と頑張りますが、その後はシーン。
それでも雨は止んでくれて風もおさまったので環境は良くなりました。
しかし風が止むと今度は蚊の猛攻撃にさらされました。
この場所は左に流れる潮の方が良いみたいです。
ようやく左流れに潮が変わった夜中の12時30分頃です。
チャリーン ガシャガシャン といつもの様にいきなりのアタリ
今度は落ち着いてアワセを入れると乗っています。
かなりの締め込みで、こりゃデカイでや
と気合を入れます。
危うく海に引っ張り込まれそうな強烈な引き (ウソです。ちょっと脚色してみました)
負けてたまるかとゴリ巻きすると何とか底を切ることが出来ました。
途中、時折締め込みはあるものの、一旦底を切ってしまえば後は大丈夫ですね。
無事に取り込めたクエ 56㎝。
(斜めに写真を撮ったから56㎝に見えませんが本当に56㎝だったです。信じてください。)
その10分後にもクエのアタリがありましたが、根に潜られました。
僕も日頃の行いが良いので、待っていればじゃじおさんの時の様に出て来るだろうと
ドラグを緩めて待っていると ウィイ~ン とドラグが唸りを上げました!
ほれみぃ、日頃の行いでや。と竿に飛びつきアワセを入れると
スカッ
針外れでした(*_*)
その後はクエのアタリは無く、ヨコスジフエダイを追加したのみ。
釣れた魚のサイズが前回と同じですが
決して前回の写真を流用した訳ではございません。 そこは信じてくださいね。
帰ってからお魚を捌きました。
ちょっとだけ慣れたかも。
お刺身にしました。
やっぱりクエは美味しいです。
しかし明らかに前回のクエの方が脂が乗っていました。
捌く時に、おや?っと思いましたが、食べてみるとやっぱり前回の方が旨かったです。
個体差かなあ、それともやっぱり神経〆した方が良いのかなあ。
今回もクエが釣れましたが、よくよく考えてみると
僕が続けて2回も釣れるという事は、僕以外の人が釣りをしたらもっと釣れますよ!
クエカマの塩焼き
すだちをジュッと搾ってむっちりねっとりしたクエの身を
焼酎のお湯割り(今回は兼八)を飲みながらつつくと最高ですナ
またクエを釣って食べたくなりました。
また釣れちゃいました(・・;)
今回は一人でクエチャレンジです。
先日作った撒き餌爆弾を試してみるつもりです。
投げ釣りでのクエ仕掛けはタマミ狙いの仕掛けと一緒です。
タマミ仕掛けはこちらです→ http://yoshif2.naturum.ne.jp/c20139602.html
根掛かりが多い所ではタマンスペシャルの方が良いかもしれませんが
向こうアワセでの針掛かりを考えると曳き縄針の方が断然良いです。
今回釣れたクエはタマンスペシャルでしたが、針が外れる寸前でした。
16時過ぎに釣り場に到着して、暑い中ゆっくりと仕掛けを準備して
夕マズメを待ちます。 夕マズメを待って撒き餌爆弾を投下です。
狙いを定めて思いっきり投げますが・・・飛ばん

まず、撒き餌爆弾は滑る。しかも重い。
ここぞと思うポイントの半分も飛んでいませんでした。
まあいいや、手前に寄せて釣ろう(・・;)
日が暮れて来て良い感じになって来たなという時間帯になると
空が夕闇とは違う暗さになって来ました。
まさに暗雲が立ち込めて来てビヨーと風が吹き付けて
遠雷とともに雨が降り出しました(*_*)
時より吹く突風と雨に耐えながら、
「これは何の修行だろうなあ」 と悲しくなりました

雨風は良いとしても稲光

雨風に耐えながらも頑張っているものの
撒き餌爆弾の効果かエサ取りが多く、針がすぐ素針になります。
あとウミヘビが明らかに多い気がします。 しかもヘビー級サイズ。
そんな中、ついに一発目のアタリが来ました!
いつもアタリはいきなりで チャッリーン と言う音とともに
竿先と竿尻の高さの位置が逆になっています

こういう時ほど落ち着いて、竿に飛びつき、糸ふけを取ってしっかりアワセる。
分かっちゃいるけど、興奮MAXだから明らかにドタバタして即アワセ。
乗った! と思った瞬間、ナイロン30号の瀬ズレラインがぶち切れました(*_*)
魚がデカイとかではなくて、ラインが根に絡んでいたのだと思います。
ついに時合到来か!と頑張りますが、その後はシーン。
それでも雨は止んでくれて風もおさまったので環境は良くなりました。
しかし風が止むと今度は蚊の猛攻撃にさらされました。
この場所は左に流れる潮の方が良いみたいです。
ようやく左流れに潮が変わった夜中の12時30分頃です。
チャリーン ガシャガシャン といつもの様にいきなりのアタリ

今度は落ち着いてアワセを入れると乗っています。
かなりの締め込みで、こりゃデカイでや

危うく海に引っ張り込まれそうな強烈な引き (ウソです。ちょっと脚色してみました)
負けてたまるかとゴリ巻きすると何とか底を切ることが出来ました。
途中、時折締め込みはあるものの、一旦底を切ってしまえば後は大丈夫ですね。
無事に取り込めたクエ 56㎝。
(斜めに写真を撮ったから56㎝に見えませんが本当に56㎝だったです。信じてください。)
その10分後にもクエのアタリがありましたが、根に潜られました。
僕も日頃の行いが良いので、待っていればじゃじおさんの時の様に出て来るだろうと
ドラグを緩めて待っていると ウィイ~ン とドラグが唸りを上げました!
ほれみぃ、日頃の行いでや。と竿に飛びつきアワセを入れると
スカッ

針外れでした(*_*)
その後はクエのアタリは無く、ヨコスジフエダイを追加したのみ。
釣れた魚のサイズが前回と同じですが
決して前回の写真を流用した訳ではございません。 そこは信じてくださいね。
帰ってからお魚を捌きました。
ちょっとだけ慣れたかも。
お刺身にしました。
やっぱりクエは美味しいです。
しかし明らかに前回のクエの方が脂が乗っていました。
捌く時に、おや?っと思いましたが、食べてみるとやっぱり前回の方が旨かったです。
個体差かなあ、それともやっぱり神経〆した方が良いのかなあ。
今回もクエが釣れましたが、よくよく考えてみると
僕が続けて2回も釣れるという事は、僕以外の人が釣りをしたらもっと釣れますよ!
クエカマの塩焼き
すだちをジュッと搾ってむっちりねっとりしたクエの身を
焼酎のお湯割り(今回は兼八)を飲みながらつつくと最高ですナ

またクエを釣って食べたくなりました。
2017年08月24日
クエ釣りの撒き餌を作ってみました
先日は小さいとはいえ、念願のクエを釣る事が出来ました。
一番大きいのが僕が釣ったクエで、他の小さいのはじゃじおさんが釣ったクエです。
もうちょっと大きなクエを釣ろうと思ったら、撒き餌を撒く方が良いみたいです。
大型のクエは自分のテリトリーからあまり動かないらしいです。
そのクエを臭いでおびき出して自分の仕掛けに喰いつかせよう!
と、まあそんな感じです。 (本当にデカイのんが掛かったら取り込めませんが・・・)
でもまあ、こういう風に色々と試してみるのが釣りの面白さです。
僕なんか釣りの準備をしている時の方がよっぽど楽しいです。
いざ釣りに行ったら釣れないんですから(*_*)
そんな訳でクエ釣り用の撒き餌を作ってみました。
撒き餌と言っても投げ釣りですからね、結構遠投します。
その遠投に耐えうる撒き餌にしないといけません。
用意するのはサバ、イワシや安い小魚と粘り気を出すためにイカも少々。
これらをフードプロセッサーにかけます。
すると、こんな感じになります。
くっさー
これが良いんでしょうナ。
このまま冷凍したら浮いてしまう様なので小石を準備します。
あとはハンバーグを作る要領で空気を抜いて小石を詰めます。
ちょっとゆるい感じなのでつなぎに小麦粉を入れてみましょう。
最後に投げやすい形に整えて冷凍して完成です。
なかなか良い感じの撒き餌が出来ました。
実際に使ってみたらどんな感じか早く試してみたいです。
クエが寄って来るのか、外道のウミヘビがわんさか湧いて来るのか
どっちにしても楽しみです
一番大きいのが僕が釣ったクエで、他の小さいのはじゃじおさんが釣ったクエです。
もうちょっと大きなクエを釣ろうと思ったら、撒き餌を撒く方が良いみたいです。
大型のクエは自分のテリトリーからあまり動かないらしいです。
そのクエを臭いでおびき出して自分の仕掛けに喰いつかせよう!
と、まあそんな感じです。 (本当にデカイのんが掛かったら取り込めませんが・・・)
でもまあ、こういう風に色々と試してみるのが釣りの面白さです。
僕なんか釣りの準備をしている時の方がよっぽど楽しいです。
いざ釣りに行ったら釣れないんですから(*_*)
そんな訳でクエ釣り用の撒き餌を作ってみました。
撒き餌と言っても投げ釣りですからね、結構遠投します。
その遠投に耐えうる撒き餌にしないといけません。
用意するのはサバ、イワシや安い小魚と粘り気を出すためにイカも少々。
これらをフードプロセッサーにかけます。
すると、こんな感じになります。
くっさー

このまま冷凍したら浮いてしまう様なので小石を準備します。
あとはハンバーグを作る要領で空気を抜いて小石を詰めます。
ちょっとゆるい感じなのでつなぎに小麦粉を入れてみましょう。
最後に投げやすい形に整えて冷凍して完成です。
なかなか良い感じの撒き餌が出来ました。
実際に使ってみたらどんな感じか早く試してみたいです。
クエが寄って来るのか、外道のウミヘビがわんさか湧いて来るのか
どっちにしても楽しみです

2017年08月19日
クエが食べたくて

あっ、写真間違えた。こっちの写真です。
あんまり変わらないですかね(*_*;
8月某日 仕事サボってますからね。
先日からマサさんがクエをいっぱい釣っているので僕も釣って食べたいな。
ということで、仕事サボって行こうぜ!とマサさんとじゃじおさんを誘ってクエ釣りに。
マサさんはさすがに仕事をサボれなかった様で、じゃじおさんと2人で行って来ました。
でっかいクエが釣れてタモで上がらなかったらどうしようと
心配で心配で夜が眠れなかったので、安心して眠れるように
ギャフを購入しました。 これで安心して眠ることが出来ました。
玉の柄にギャフを取付けているだけですが
本当にデカイのんが釣れたら、玉の柄の先をたたき折ってフライングギャフにします。
本当に使うかどうかは問題ではないのです。
一応用意をしておかないと安心して眠れないので

まあ、クエは釣れました。
いかにも美味しそうなぷにょぷにょボディです

ついでにヨコスジフエダイも釣れました。 美味しいと噂だったので楽しみです。
1匹釣れちゃったらもういいんです。
待望の食材、クエが手に入りました。
おくらさんからクエはウロコをすく方が良いと聞いていたので
今回初めてチャレンジしてみました。
おっ、初めてにしては意外と出来るじゃないかと思いましたが
端っこやお腹の部分はなかなか難しくて上手くいきませんでした。
それでも何とかウロコをすくことが出来ました。
このクエを使ってお刺身を作りました。
いや~、クエはやっぱり本当に旨いです。
今まで何度かクエを食べた事がありますが、今までで一番旨かったです。
そういえばじゃじおさんに神経〆をしてもらいましたからね。だからかも。
なかでも一番美味しかったのは内臓です。
あと皮目を炙ったお刺身。
ぷるぷるの皮目の味わいが最高です。
もみじおろしとポン酢でいただくと申し分なしです。
次に期待していたヨコスジフエダイ。
シブダイに近い味なのではなかろうかと考えていたのですが
シブダイではなくてクロテンに近い味でした。
正直お刺身はイマイチ。 まあクエと一緒に食べたからということあるかもしれませんね。
美味しいクエ。 また釣って食べたいです。
しかし徹夜の釣りは疲れますね。
昨晩は大アタリがあって寝ぼけ眼で慌てて大アワセをしたら
腰がグキッとなって腰が痛いです(*_*)
でもまた頑張って釣りに行きます。
2日目のお刺身
やっぱり旨いです。
2017年08月15日
釣り師のお盆は?
お盆の間、釣り師の皆さんは何をされているのでしょうか?
お盆は殺生を慎まなければなりません。
やはりお墓参りに行ったり、仕掛けを作ったりでしょうか。
お盆期間にお寺に行くと本堂に「地獄絵図」が掛かっていますよね。
小さい時はあれを見てとても怖い思いをして、悪いことはしてはダメだと
善良な人となりました。
人間は必ず死にます。死んだ時に閻魔様の前で審判を受けるんです。
「その方は娑婆では釣師であったそうだな、さぞかし殺生したであろうな」
「いえ。僕はそんなに殺生していないんです。ホンのちょっとです」
「嘘を申したら舌を抜くがよいな。それでは調べるからな。
うむ。 本当に釣れておらぬな。何が楽しくて釣りをしておったのじゃ」
と、僕は閻魔様にも同情されそうな感じです
「もうよい、その方は極楽に行って良いぞ」 となる筈です
釣れない釣師にも良いことはあるんです
「おや?待て待て。その方は小さい魚を釣って、
こんなにデカイの釣れたと広げた手が広過ぎではないか!
これはちょっと嘘に近いぞ。今後この様な事が出来ぬように半分だけ舌を抜いおく」
と半分ぐらいは舌を抜かれるかもしれませんね
今年も順調に殺生を慎みながら釣りを楽しんでおります。
1月・・・ いつも釣れるハズの越冬ギス釣り場でキスが釣れず。
2月・・・ あちこち越冬ギス釣り場を探すもののキスは釣れず。
3月・・・ 春先に釣れる釣り場でデカギスがいっぱい釣れました

この時期のキスは脂がネットリと乗っておりお刺身が美味しいです。
この濃厚であっさりしたキスのお刺身を食べ、
後味を楽しみつつ良く冷えた日本酒で流し、またお刺身を楽しむ。
最高ですナ。
3月は次の週にもデカギスがいっぱい!
「釣れた?」っていうと「釣れた!」っていう
「また釣れた
」っていうと「また釣れた!」っていう。
こだまでしょうか? いいえ僕だけ
この時は型、数とも良かったので料理にも気合が入りました。
絶対に美味しいであろうから一度試してみたかった「キスのポワレ~プロバンス風」
ニンニクを効かせたオリーブ油でキスをポワレします。
ニンニクの香りとキスの皮目の香ばしさ、肉厚のデカギスの身がしっとりで
これは本当に美味しいです。 真鯛のポワレよりも美味しいかも。
洋風なのでお酒も良く冷えた白ぶどう酒と洒落こみたいですね。
辛口のシャブリかムスカデでしょうかね。 (無かったけど)
あとキスの押し寿司も作りました。
このキスの押し寿司も美味しかったですねぇ
大葉の香りの効いた押し寿司も良いですし、皮目を炙った炙り押し寿司もまた良し。
次回もキスを釣るぞ~ という気になりました。
4月・・・ 周りの人たちにもキスが釣れ始めました。
でっ、僕はというと
人が釣れ始めると釣れなくなります。
たぶんフィッシュイーターが入り込んでキスが散ったのだと思います。
決して急に釣りが下手になったのではありませんよ
5月・・・ 危うく水没してしまうところでした(・・;)

6月・・・ ついに憧れのシブダイが釣れました!

とても美味しいと噂のシブダイ。 そんなにか?と思いつつお刺身にしてみると・・・
本当に旨い
白身なのに上品な脂が和牛のサシの様にびっしり入ってます。
こんなに美味しいお刺身は食べた事がありませんでした。
鹿児島の釣り人が一生懸命狙うのも良く分かります。
僕だって山口から通ってでも釣りたくなります。
あとメイチダイも純白の白身は最高級でした。
それに頂いた大きなイシガキダイのお刺身も旨かった~
半年振り返ってみましたが、やはり釣れていませんね(*_*)
しかし大物の季節はまだまだこれからです。
下半期は閻魔様に怒られるような爆釣を目指します。
お盆は殺生を慎まなければなりません。
やはりお墓参りに行ったり、仕掛けを作ったりでしょうか。
お盆期間にお寺に行くと本堂に「地獄絵図」が掛かっていますよね。
小さい時はあれを見てとても怖い思いをして、悪いことはしてはダメだと
善良な人となりました。
人間は必ず死にます。死んだ時に閻魔様の前で審判を受けるんです。

「その方は娑婆では釣師であったそうだな、さぞかし殺生したであろうな」
「いえ。僕はそんなに殺生していないんです。ホンのちょっとです」
「嘘を申したら舌を抜くがよいな。それでは調べるからな。
うむ。 本当に釣れておらぬな。何が楽しくて釣りをしておったのじゃ」
と、僕は閻魔様にも同情されそうな感じです

「もうよい、その方は極楽に行って良いぞ」 となる筈です

釣れない釣師にも良いことはあるんです

「おや?待て待て。その方は小さい魚を釣って、
こんなにデカイの釣れたと広げた手が広過ぎではないか!
これはちょっと嘘に近いぞ。今後この様な事が出来ぬように半分だけ舌を抜いおく」
と半分ぐらいは舌を抜かれるかもしれませんね

今年も順調に殺生を慎みながら釣りを楽しんでおります。
1月・・・ いつも釣れるハズの越冬ギス釣り場でキスが釣れず。
2月・・・ あちこち越冬ギス釣り場を探すもののキスは釣れず。
3月・・・ 春先に釣れる釣り場でデカギスがいっぱい釣れました

この時期のキスは脂がネットリと乗っておりお刺身が美味しいです。
この濃厚であっさりしたキスのお刺身を食べ、
後味を楽しみつつ良く冷えた日本酒で流し、またお刺身を楽しむ。
最高ですナ。
3月は次の週にもデカギスがいっぱい!
「釣れた?」っていうと「釣れた!」っていう
「また釣れた

こだまでしょうか? いいえ僕だけ

この時は型、数とも良かったので料理にも気合が入りました。
絶対に美味しいであろうから一度試してみたかった「キスのポワレ~プロバンス風」
ニンニクを効かせたオリーブ油でキスをポワレします。
ニンニクの香りとキスの皮目の香ばしさ、肉厚のデカギスの身がしっとりで
これは本当に美味しいです。 真鯛のポワレよりも美味しいかも。
洋風なのでお酒も良く冷えた白ぶどう酒と洒落こみたいですね。
辛口のシャブリかムスカデでしょうかね。 (無かったけど)
あとキスの押し寿司も作りました。
このキスの押し寿司も美味しかったですねぇ

大葉の香りの効いた押し寿司も良いですし、皮目を炙った炙り押し寿司もまた良し。
次回もキスを釣るぞ~ という気になりました。
4月・・・ 周りの人たちにもキスが釣れ始めました。
でっ、僕はというと
人が釣れ始めると釣れなくなります。
たぶんフィッシュイーターが入り込んでキスが散ったのだと思います。
決して急に釣りが下手になったのではありませんよ

5月・・・ 危うく水没してしまうところでした(・・;)
6月・・・ ついに憧れのシブダイが釣れました!
とても美味しいと噂のシブダイ。 そんなにか?と思いつつお刺身にしてみると・・・
本当に旨い

白身なのに上品な脂が和牛のサシの様にびっしり入ってます。
こんなに美味しいお刺身は食べた事がありませんでした。
鹿児島の釣り人が一生懸命狙うのも良く分かります。
僕だって山口から通ってでも釣りたくなります。
あとメイチダイも純白の白身は最高級でした。
それに頂いた大きなイシガキダイのお刺身も旨かった~
半年振り返ってみましたが、やはり釣れていませんね(*_*)
しかし大物の季節はまだまだこれからです。
下半期は閻魔様に怒られるような爆釣を目指します。