美味しい天然ウナギを食べるために、昨年から始めたウナギ筒漁。
今年は大雨の影響とその後の暑さでやや不漁気味です。
ウナギ筒漁をするのもなかなか大変です。
汽水域ではエサにミミズは使えないので手長エビを獲ることから始めます。
潮が入らない上流ではやっぱりミミズが良いです。
真夏のミミズ捕りもこれまた大変です。 大量に必要なので山奥まで行って探します。
こういうのはやはり幼少の頃の経験がとても役立ちます。
どこに手長エビが居て、どこにミミズが居るか、ちゃんと知っています。
仕掛けるのは大川から大川に流れ込む支流までいろいろです。
こちらは大川の上流域。
こちらは大川に流れ込む支流です。
汽水域は数が多いけど小さいのも多いです。
上流は数が少ないけど獲れれば大きいです。
今の時期は暑すぎてウナギも食欲がないのか、あまり獲れません。
お盆過ぎて一雨降ればウナギの活性も上がると思います。
ウチには幸い井戸水があるので、獲れたウナギは大きな水槽2つで飼育しています。
エサはドジョウと小魚と手長エビです。
ウナギがリラックスして食事を取るようになったら食べごろです。
食べごろになったら、捌いて頭や骨を出汁にしてタレを作ります。
タレは継ぎ足しでウナギを捌く度に追加で作っています。
たまに煮沸消毒して、急速に冷やして瓶詰めして保存したらひとシーズンは大丈夫です。
ウナギの串打ちはなかなか大変です。
プロじゃないので沢山串打ちすると親指の腹にマメが出来ます。
焼くのはやっぱり炭火が良いです。炭火で強火の遠火で焼くと皮目の臭みが無くなります。
美味しそうに焼けて来ました。
このまま白焼きで食べても美味しそう
それでも鰻丼にするためにグッと堪えてタレを付けて焼いていきます。
タレを付けて焼くと焦げやすいので、火は弱火に落とします。
タレに付けて3回ぐらい焼いて完成です!
天然ウナギの鰻丼
いや~、プルンプルンでとっても美味しいです。
ウナギ筒漁よりも釣った方が早いんですけどね。
ウナギ筒漁はドキドキする時間が長いので楽しいです。