4月29日
そろそろ真鯛シーズンなのでここらで一発釣っておこうという作戦です。
ひとりでは船が出てくれないのでクラブのベテラン釣り名人2人をお誘いして3人で出撃です。
ここ最近はキス釣りばかりしていたので僕の事をキス釣師と
思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、本職は大物釣師なんです。
(大物釣師という言葉が当てはまるかどうかは分かりませんが、狙いは大物なんです)
肝心の真鯛はもう釣れているのか? それは分かりません。
他の人が釣れているかどうかではなく、自分が釣って見せれば良いんです。
昔読んだ『四万十川』という小説にそんな事が書いてありました。
(ウナギの事でしたが)
今回は美味しそうなコウジも手に入ったので何とか真鯛を釣りたいものです。
場所はこんな感じです。
出船の頃は風も強かったですが、釣場に到着する頃には凪に。
真鯛が沢山泳いでいそうな雰囲気です。 アコウも居るんです。
今日はアコウ&カサゴも同時に狙う予定です。
仕掛けをセッティングしていると、お隣の釣り名人の竿が既に大きく曲がっています。
なんと、あっという間にチヌの45cm位のを仕留めていました。
チヌはいけんのう・・・と思っていたら、僕の竿にも
ジッ ジィー という嫌な感じのアタリが
もしかして真鯛の居食い系のアタリかもとアワせを入れると
結構な重量感の引きです。 おっ!石鯛か? と一瞬だけ思う感じでした。
しかしながら上がって来たのは良く肥えたチヌ。 やっぱりお前か
43㎝のチヌでした。
その後も同様のアタリで50㎝を追加。
これが赤色だったらどんなに嬉しいことか。
今回も釣りの前に真鯛の料理を考えていたのがいけないのかもしえません。
まずは真鯛のカルパッチョ。これはやっぱり作りたいな。 お酒は白ワインだな。
白ワインを用意するとなると、真鯛のポワレも欲しくなるな。
おっとその前に前菜にフランスパンを薄く切って軽く焼いて
その上に真鯛のカルパッチョを載せて、真鯛のカナッペにしようじゃないの・・・
なんて考えてる時は大概釣れません。
(釣りに行く前は大概料理の事考えています)
でもまあ、真鯛は暗くなってからが勝負じゃけぇの。
それに今日はアコウは釣れないにしてもカサゴぐらいは釣れるじゃろう。
カサゴは酒蒸しかのう・・・
あとアナゴも釣れるわいの。 アナゴは一夜干しにしようじゃないの。
などと考えているとようやく日が暮れて来ました。
相変わらずチヌは釣れてくれます。
赤っぽいから真鯛と間違うかもしれませんがチヌです。
赤いのは血ですよ。
(言わなくてもわかるか・・・)
日没のゴールデンタイムになっても真鯛のアタリはなし。
アコウも釣れてくれません。簡単に釣れる筈のカサゴも。
アナゴすら釣れてくれません(*_*)
お隣の釣り名人はアイナメの35㎝やら真鯛の45cmやら釣っておられます。
真鯛は居るにはいるんだ・・・
このまま終わるのかと思っていたところに
ジー ジジー ジー ジー ジー
磯際に放り込んでいた竿になりやら怪しいアタリ?の様な感じです。
竿を手に取って聞きアワせをしてみると
ズシーン とした重量感!
藻? と思いましたが、動きます。 動く藻かいな?と思いながら寄せて来て
ヘッドライトで海面を照らすとタコ
タモ・・・と思いましたが、もたついて堤防に張付かれるのが嫌なので
一か八かソッと抜き上げました!
1.8キロの大蛸
タコも茹でりゃあ赤ですからね。 真鯛を釣ったのと同じことです。
(違うかな?)
最後にタコが釣れて最高でした! 次回は真鯛です
今日は久しぶりの大物狙いで筋肉痛です
なんせ道具が重い。
ちょっとマジで筋トレしよっと。