哀れな開高です・・・
開高健さんはボウズが続くと電話に出る時に
「哀れな開高です」 と言っていたという様な話を何かの本で読んだことがあります。
今の僕の気持ちにピッタリきます
昨日は全サ山口協会の落ちギス大会でしたが、どうせキスは皆さんデカイの釣ってくるし
優勝なんて夢のまた夢で入賞すら想像もできません。
しかし他魚の部というのがあります。
趣旨としてはキスを釣っていて外道が釣れて他魚となるわけです。
しかし僕らはその他魚入賞を目指して頑張ることにしました。
誰も狙っていないので入賞し易いからです
問題はどこで石鯛&大真鯛を釣るかということです。
間違いの始まりは場所の選択にあったのかもしれません。
最近まったく釣りの神様に見放された僕とマサさんが相談して
「水無瀬にしましょう!」ということになりました。
2人で船をチャーターするとお金もかかるので、じゃじおさんにも話をして
「水無瀬で大真鯛を釣りましょう!」
と声をかけると
じゃじおさんは危ない雰囲気を感じ取ったのか
「ちょっと考えさせてください」 とのこと。
そして前日になって「やっぱり止めておきます」とのこと。
どうやら僕とマサさんのオンブオバケを背負わされるのを避けたみたいです。
とても賢明な判断ですね・・・。
しかし、他のクラブの方にも声をかけていたので全員で4名で出発となりました。
今日の大会は午後から自由出漁となっていますので
午後3時前に出船! 今日こそは釣るぞー!と気合が入っています。
マサさんも今日こそは!と実績はあるものの厳しい磯場に行かれました。
僕は一文字波止に行くことに。
今日は根掛りは気にせずにこの瀬際にどんどん仕掛けをぶち込んで
明るい内は石鯛を狙う予定です。
よっしゃ~ やるで~ と気合を入れて道具をセットしていると
別の場所で釣っているじゃじおさんからメールが・・・ しかも写真添付付き
えっ(;゚Д゚)! もしかして?
と恐る恐る写真を見てみると軽~く50オーバーの石鯛画像が
マサさんと2人で ♪ あ~る晴れた ひ~る下がり 市場へと続く道 ♪
と合唱しながら仕掛けをセットしました。(ご存知だと思いますがドナドナ♪ですよ)
仕掛けをセットし終わっても特にドラマは起こらず・・・。
またまたじゃじおさんからメールが。しかも写真付き。
メールを開くのが恐ろしくなりました。
チラッと見ると「場所を移動して石鯛の46cmと36cmを追加しました」とのこと。
詳細は「爆釣!じゃじおの石鯛&真鯛日記」→
http://zyazio4649.naturum.ne.jp/ をご覧下さい。
同じ人間とは思えないぐらい釣っています。漫画か!と言いたくなります。
リアル三平くんです。リアル魚紳さんが言うんだから間違いないです。
そんなことより今日は何としても釣らないといけません。
時間だけがどんどん過ぎて行ってしまいます。
気がつけばもう日が傾いています。 そろそろ釣らなければ。
釣れそうなんだけどなぁ。
明るいうちにぬるいアタリでチヌを確保しただけで終了
一緒に一文字に渡った2人は真鯛&チヌ他釣っていました。
お2人とも餌はコウジ。 じゃじおさんも餌はコウジ。 僕とマサさんは餌はユムシ。
餌か!? 餌の違いなのか? 他には理由が考えられないなぁ。
あっ、もしかして う、う、う~
運 の違いかなあ
まっ、それだけのことですな
帰りの船でマサさんの磯に迎えに行ったら
マサさんの目が先日僕に釣られたコロダイの目になっていました。
腹心の友に捧げます。
曲がり角の先にはきっと一番いいものが待っている。
そうよ! きっとそうに違いないわ!
ってアン・シャーリーが言っていましたよ。
曲がりっぱなしの僕が言っても信憑性がありませんが
少しは赤毛のアンの超前向きな考え方を見習いたいものです。
「花子とアン」も終わってしまって楽しみが減りました。
久しぶりに『赤毛のアン』でも読みます。